発炎筒

発炎筒(はつえんとう)とは、鮮やかな赤い炎を上げる筒状の器具のことをいいます。夜間、事故現場で見られる赤い炎はストロンチウムの光です。自動車事故が起こった際に発炎筒に点火して後続の車に事故で停車していることを知らせることによって、追突事故を防ぐことができます。 発炎筒は道路運送車両法の保安基準において非常信号用具と位置づけられており、法律で車への設置が義務づけられています。発炎筒を設置していないと車検を通すことができません。同じ読み方の発煙筒(はつえんとう)と混同されがちですが、発煙筒は花火のように大量の煙が出る器具のことで、光が出る発炎筒とは別物です。
 

 
 

スポンサーリンク
ロジスティクス・貿易・物流用語集
タイトルとURLをコピーしました