ドラム・バッファー・ロープ(Drum・Buffer・Rope)

ドラム・バッファー・ロープ(Drum・Buffer・Rope)とは、書籍「ザ・ゴール」の中で登場する制約理論(TOC:Theory of Constraints)のことをいいます。製造工程を、進む速度の違う人を縦一列に並べて進む隊列の様子に例えた考え方で、前に歩く速度が遅い人がいる場合は、その後ろの隊列の人はいくら早く歩くことができても追い抜かない限り遅い人のペースに合わせてしか歩けません。この遅い人を早く歩かせるためには、隊列全員がロープを持ってドラムの音に合わせて歩くと全員が均一の速度で歩くことができます。これにより今まで遅い人がいるために長い距離のバッファーが必要でしたがこのバッファー部分が短くて済むようになります。
 
 

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