ノード(Node)とは、英語でネットワークの接点という意味があり、物流では、貨物の積み替えを行う場所や保管を行う物流拠点のことをいいます。運送途上で一時保管する場所もノードに含まれます。工場、港などから倉庫、物流センター、卸、店舗へと商品が運ばれていくそれぞれの施設がノードと呼ばれます。ノードフロー(Nodeflow)とは、ノード(点)の部分をつないで貨物がどのように流れているかを見える化した一覧表のことをいいます。物流だけでなく原材料が加工される拠点もノードに含まれ、半製品で工場まで運ばれて完成品として出荷、その後倉庫を経て店舗までをフローでつなぎます。物流改革を行うためには、ノードフローを作成してどのポイントに無駄や滞留があるかどうかを見える化して改革していきます。