ルート配送とは、指定された商品を倉庫から車に積み込み、契約しているお客様や店舗に1軒ずつ複数の配送先に届ける仕事のことをいいます。ほとんどの場合は軒先渡しでの契約ですので車の運転だけでなく、荷物の積込み・積み降ろしも一緒に行わなければなりません。1日に回る配送先が決められているため残業がほとんどなく宅配のような再配達を求められることもありません。また、セールスドライバーのように売上のノルマもありません。宵積みといって、夕方に積込みをおえて一旦車庫に帰り、翌朝から配送先を回るケースもあります。ルート配送のデメリットとしては、長距離ドライバーに比べて労働時間が短い分、収入が少なめになります。ルート配送は主にBtoB取引で用いられる用語であり、BtoC取引の場合は区域配送、エリア配送といった用語が使われます。