クロスドッキングとは、複数の仕入先・出荷先からの商品を物流センターに入荷後に在庫保管することなくそのまま仕分けを行い出荷する、積み替えセンターのことやこの輸送形態のことをいいます。10トンの大型車で幹線輸送を行い、客先の近くで2トンの小型車に積み替えて配送するような形態の積み替え場所です。荷受け場(ドック)から出荷場へ商品を交差(クロス)するように通過させていくことからこのように呼ばれています。また、トレーラーの運転車であるトラクターを交換して別のドライバーがそこから先を運転する仕組みも同様にクロスドッキングと呼ばれています。このように商品を保管することなく積み替えだけを行う物流拠点のことをTC(トランスファーセンター)、スルーデポと呼んでいます。