物流業界では、重量ラック(パレットラック)を固定するために倉庫の床面にアンカーボルトを埋め込んで重量ラック(パレットラック)を固定します。アンカーボルトで固定することによりラックの転倒を防ぐことができます。床面に固定してしまうと会計上固定資産扱いになることがありますので、消耗品費で計上できるか固定資産として計上しなければならないのか注意をしておいてください。重量ラック撤去時にアンカーボルトを切断するのですが、賃借倉庫の場合は、切断面が床にむき出しでいいのか、床の補修が必要なのかを、貸主と事前に整合しておいてください。床補修の費用負担についてあいまいなままでアンカーボルトを切断すると賃借倉庫からの退去時にトラブルになる可能性があります。