第三セクター鉄道

第三セクター鉄道とは、国や地方公共団体（第一セクター）と民間企業（第二セクター）で共同出資した鉄道会社のことをいいます。JR各社の赤字ローカル線を引き受ける事業主体としての第三セクター鉄道が運行されています。整備新幹線と並行する在来線は、新幹線開通時に原則的にJRから経営分離され、第三セクター鉄道に転換されることになっています。２０１５年に北陸新幹線が金沢まで開通した際には、長野～金沢間が第三セクター鉄道となり、各県ごとに、しなの鉄道（北しなの線）、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道の4社が存在しています。