垂直搬送機とエレベーターの違い

垂直搬送機とエレベーターの違いですが、エレベーターは貨物用であっても貨物を扱うためであれば人が一緒に乗ることができます。貨物用エレベーターは人だけで乗車することはできません。一方、垂直搬送機はパレットに積まれた荷物を上の階に移動もしくは下の階に移動させ、ローラーコンベアで取り出す装置ですので、そもそも人がのることはできません。垂直搬送機は貨物の上下搬送を目的につくられていますので搬送能力が高くなっています。エレベーターは建築基準法上の昇降機に該当し新設する場合は、建物と同じく建築確認申請が必要になります。また、貨物用のエレベーターは労働安全衛生法の対象にもなります。垂直搬送機は、人がのることがないため建築基準法上の昇降機に該当せず、設置時の確認申請や定期検査は必要ありません。
 
 

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