職権打刻(しょっけんだこく)とは車の車台番号が、事故や損傷、劣化等によって識別困難になった場合に運輸支局もしくは自動車登録事務所で新しい番号を付与してもらう手続きのことをいいます。車に貼付されている車台番号と車検証に記載されている車台番号が同一番号でなければなりません。平成21年(2009年)7月1日以降に製造された自動車・トラックは金属製のプレートに車台番号が記載されており、その上にセキュリティーラベルを貼り付けられるだけですので、現在では打刻(だこく)という行為は行われません。自動車メーカーが製造した際に車台番号はアルファベット+数字ですが、職権打刻の場合は漢字+数字になります。