運上所(うんじょうしょ)

運上所とは、江戸末期から明治の初期にかけて各地の開港場で輸出入品の監督や関税(運上金・冥加金)を取り扱った役所のことをいいます。ペリー来航の後、安政元年(1854年)に結ばれた日米和親条約によって鎖国が終焉し諸外国に対し次々に港を開きました。 安政6年(1856年)長崎、神奈川及び箱館(函館)の港に運上所が設けられ、 運上事務及び外交事務を取り行うことになりました。現在の税関の前身にあたります。
 
 

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ロジスティクス・貿易・物流用語集
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