通関（つうかん）

通関（つうかん）とは、貿易において貨物を輸出をしようとする者が、税関に対して、貨物の品名、種類、数量、価格などに関する事項を申告し、必要な検査を受けた後に税関から許可を受ける手続きのことをいいます。輸入の場合は関税・消費税を必納付する手続が１つ加わります。この許可がないと輸出の場合は船や航空機に積むことができず、輸入の場合は保税地域から国内に引き取ることはできません。通関の手続を行わずに輸出入を行った場合は密輸にあたり関税法違反で処罰をうけることになります。