動物戦争とは、物流業界での宅配便のシェア争いのことをいいます。クロネコヤマト(ヤマト運輸)、カンガルー便(西濃運輸)、ペリカン便(日本通運⇒JPエクスプレス)、パンサー便(トナミ運輸)、つばめ便(エスラインギフ)と宅配便のブランド名には、動物を表す名称が多かったためこのように呼ばれました。現在では、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵政の3社で宅配便のシェアの約94%を占めています。ペリカン便は2010年にゆうパックに統合されてサービスが終了しています。速く走る、早く飛ぶ動物をイメージして各社が愛称を決められたことがわかります。