高度プロフェッショナル制度

高度プロフェッショナル制度とは、一定の年収要件(年収1075万円以上)を満たし、高度の専門知識等を有する労働者を対象に労働時間に基づいた制限を撤廃(残業代を支給しない)する制度のことをいいます。ホワイトカラーエグゼンプションとも呼ばれています。金融商品の開発、金融商品のディーリング、コンサルタント、分析アナリスト、研究開発がこの職種に該当します。高度プロフェッショナル制度では、長時間労働を防止する健康確保措置(年間104日以上の休日確保の義務化など)を講じつつ、時間外・休日労働協定の締結や時間外・休日・深夜割増賃金の支払い義務等を除外する法的効果を有しています。残業代ゼロ法案との批判を受けて、対象となる労働者を指定する際は厳しい条件や義務が課せられるようになっています。
 
・2024年問題の詳しい解説(運送業コンプライアンスマニュアル)
 
 

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