火災保険

火災保険とは、建物や家財などの財産が火災などの災害で損害を受けたときに、復旧のための費用を補償する損害保険のことをいいます。従来は火災保険の名前のとおり火災のみを補償する保険でしたが、最近では落雷、爆発、風災、雪災までは一般的に火災保険に含まれています。大雨や台風に伴う水災による被害は、住宅火災保険の特約となっていますが、住宅総合保険ではカバーされているため住宅総合保険への加入が一般的になっています。また、賃借物件の場合は、建物は貸主(建物の所有者)が火災保険を付保し、賃借人は自分の所有物である家の中の家財にのみ火災保険を付保します。保険金額は、現在の時価ではなく、新価(再調達価額)で付保し、被災した場合は自己資金なしで再築・再購入することができます。火災保険のオプションとして地震保険がありますが、地震保険は保険会社にとって支払金額が大きくなるため保険料が高く、支払保険金額が火災保険の半分までしか付保できないなどの制約があります。
 
 

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