中央防波堤

中央防波堤とは、東京都環境公社が最終処分場として廃棄物の埋立処分を行っている人工島のことをいいます。港区お台場、青海埠頭から海の森トンネルを経てさらに海の森公園を越えて海の森大橋を渡った東京都の南端にあります。長年、江東区と大田区の間で帰属問題がありましたが、2019年に東京地裁判決を受け入れて江東区79.3%、大田区20.7%で帰属が決定しました。将来は、貨物ターミナルや埠頭として利用する計画があります。東京都民の90%以上が行ったことがなさそうな地域といわれており、定住人口はゼロで歩行者が歩いているのをみかけることはほとんどありません。東京湾内では中央防波堤が最後の廃棄物埋立処分場と決まっており、これ以上排出される廃棄物は、東京湾以外で処分されることになります。
 
 

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