ディーゼル車規制条例

ＮＯＸ・ＰＭ法に基づき、古いディーゼル車で黒鉛を排出するトラックやバスを流入させないように都府県で禁止している条例のことをいいます。首都圏１都３県（東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県）、関西圏（大阪府、兵庫県）、中部圏（愛知県、三重県）の指定された区域では、規制対象のディーゼル車はＰＭ減少装置をつけ装着証明書がないとこれらの指定区域では自動車登録を行うことができません。また、これらの地域に流入するためには当該自治体に申請して適合車両であることのステッカーを貼付する義務があります。また、車検証には、規制対象のディーゼル車であるか否かの記載もされています。ただし、２００７年以降に製造されたディーゼル車はすべて基準をクリアして規制対象外になっているため、現在で規制対象のディーゼル車がこれらの地域に流入することはほとんどありません。これを受けて大阪府は２０２２年４月１日をもって規制条例を廃止しています。