パリ協定

パリ協定とは、第２１回気候変動枠組条約締約国会議（ＣＯＰ２１）が開催されたフランスのパリにて２０１５年１２月１２日に採択された、気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定（合意）のことをいいます。パリ協定の内容は、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて１．５℃に抑える努力をする、各国がＣＯ２削減目標を作成・提出する義務と、削減目標の目的を達成するための国内対策をとる義務を負っています。（ただし目標達成の義務はありません。）１９９７年に採択された京都議定書は先進国のみが対象でしたが、パリ協定は世界のほとんどの国が合意をしています。２０１９年１１月４日にトランプ大統領によってアメリカ合衆国が正式に離脱したが、その後バイデン大統領によって２０２１年１月２０日にパリ協定への復帰が表明されました。