トラックを持たない運送会社が荷主から注文をとってトラックを持っている実運送会社に再委託することをいいます。自動車、海運、鉄道、航空の4つの輸送モードがあり1つの輸送モード(例えば自動車のみの場合)だけで輸送する場合は、第一種利用運送事業、複数の輸送モードを組み合わせる場合は第二種利用運送事業の許認可が必要です。荷主に対して企画・合理化提案を専門に行う3PL(サードパーティーロジスティクス)企業などで利用運送事業の免許を持っている企業もあり、元請として荷主企業から請け負っているケースがあります。業界用語で利用運送事業者のことを「水屋」といいます。
・利用運送開業マニュアル