国土交通省の自動車局では、旅客課と貨物課に分かれており、運輸行政もまったく別系統で動いています。運行管理者も旅客と貨物に分かれており、もう片方の業務を行うことはできません。最近では、旅客と貨物を混載することが徐々に認められるようになってきました。例えば、バスに宅配の荷物を乗せる、タクシーでフードデリバリーを行う、鉄道で生鮮品を運ぶ等で旅客と貨物の垣根が低くなってきています。現在では旅客便に貨物を乗せることはあっても貨物便に旅客を乗せることはありません。また海外の映像で見られるようなトラックの荷台に乗客を乗せることは日本では認められていません。