自家用倉庫

自家用倉庫(自家用倉庫)とは、所有者が自身の貨物(商品)を保管・管理する目的で使う倉庫のことをいいます。企業が自社の商品を保管・管理する際は、国土交通大臣の登録を受けた営業倉庫に預ける(寄託する)必要はありませんので、自家用倉庫で保管し、自社で入庫・出庫をおこなった方がコストメリットがあります。大手のインターネット通販会社が商品を保管するために大型倉庫を1棟まるごと賃借する場合は、営業倉庫である必要がなく、自家用倉庫として運営します。営業倉庫の登録を受けている場合で、自家用倉庫として使用したい場合は、国土交通省(運輸局)に申請して使用する区画のみ営業倉庫の登録を外してもらいます。
倉庫業を営む会社が自家用倉庫で営業倉庫行為(寄託契約によって他人の貨物(商品)を預かる行為)を行った場合は倉庫業法違反で1発アウトです。倉庫業を営んでいない会社でも自家用倉庫で営業倉庫行為を行った場合には、営業倉庫類似行為として国土交通省・運輸局からお咎めがありますので、このような事を行なわないよう十分な注意が必要です。
 
・倉庫業開業マニュアル
 
・寄託倉庫保管料金の3期制
 
 

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