京都議定書(気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書)とは、1997年12月11日に第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)で採択された気候変動枠組条約に関する議定書のことをいいます。2008年から2012年までの5年間で温室効果ガス6種の合計排出量を1990年に比べて5%削減することを目的と定めています。また、この取り決めにより、EUは8%、アメリカは7%、日本は6%の削減を約束しています。その後、アメリカの離脱等紆余曲折を経て、2013年以降の枠組みについては、COPの中で話し合いが持たれようやく2015年のCOP21において、パリ協定が成立し、新しい国際的枠組みが誕生しました。