ワッセナーアレンジメント

ワッセナー・アレンジメント（Wassenaar Arrangement）とは、１９９４年に終了したココムに代わって、１９９６年に発足した新しい輸出管理機構のことで、通常兵器や軍民両用技術の移転などを規制する国際的な申し合わせのことをいいます。旧ココム参加国のほか，ロシア・スイス・韓国など４０か国以上の国が協定を結んでいます。日本もこの協定に基づいて汎用品の通常兵器転用防止、大量破壊兵器等の拡散防止のために輸出貿易管理令別表１から１５及び１６で輸出禁止項目等を定めています。