物流業界の2024年問題（２０２４年問題）

２０２４年問題（物流業界の２０２４年問題）とは、働き方改革法案改正の一環で時間外労働が年間７２０時間までとされていますが、トラックの運転手については時間外労働規制が２０２４年４月まで猶予されています。この猶予期間が終了する２０２４年４月には、トラックの運転手の残業時間は年間９６０時間までに抑えなければなりません。現状のやりかたでいくと長距離トラックの運転手の多くが、年間９６０時間以内の時間外労働時間を守ることができないとされており、国土交通省、物流業界、運送を委託する荷主の業界をあげてこの問題にとりくんでいます。運転手以外の運送会社の事務員や倉庫内での作業に従事する方はすでに時間外労働時間は年間７２０時間以内に規定されており、猶予期間はありません。
 
・２０２４年問題の詳しい解説（運送業コンプライアンスマニュアル）